八重山四杯目 三日目
10月7日(土) 晴れ時々曇り 北風つよし
今朝も六時に起床、宿の屋上にあがり朝日を待つが・・・やっぱり海上は雲が厚くて日の出は拝めそうになし。
でも風は昨日より少しマシになっているみたいで、昨日は屋上に立っているだけで寒かったんですが、今朝はそれほど寒くない。
今日は一日カヌーの日、がっつり朝ご飯を頂いてカヌーの支度。8:15にカヌーショップのお迎えがきて出発。
宿の人たちには「この格好でカヌーってなめてるよな~」と言われつつ。
カヌー屋さん曰く「寒くなりましたねぇ~」 いや、コチラ毎日充分暑いんですけど。あの殺人的な夏の太陽を経験すると、10月は寒いのかも。さすがに寝るときはクーラーいらないし、室内では汗もかかない。
6月の波照間では室内でもクーラーないと汗がどーっとしたたってたしね。
今回のカヌー屋さんは、前回と同じ海あっちゃ~さん。前回とてもコアな話の内容から、絶対うちの妹は食いつくはずだと踏んで、再度ここにしました。
コンディションがよければ「ナカラ川」の予定だったのですが、北風がまだまだ強くてナカラ川行ったら、帰りは八時過ぎてしまう、ということで「マイラ川」へ。前回と同じ川なので私はちょっと不満なのですが、妹が初めてだからいいか。
ちょろっと海側にでたら風でカヌーが進まない!ということでそそさと川に避難して、川の上流を目指します。
この頃になるとお日様も出てきて、めちゃ暑くもなくいい感じで漕いでいきました。
相変わらず、「他では絶対聞かれへんで」という目が溶ける奇病にかかった話とか、数年前に旅行者が集団で原因不明の病で倒れたこととかの話が続く。「ここは毒の島ですからねぇ」という彼独特のブラックな表現の会話で上流に到着。
また、いつものところでお昼ご飯になりました。
今回のツアーは、ガイドに「社会人のオーラが全くないですねぇ」といわれた西表でキャンプしている青年たち(会社員らしい)4人と私たち。
となると、当然昼食は取り合い。私たちが一杯食べている間に彼等は二杯目完食。私たちが二杯目を食べているときには四杯目完食。そしてガイドを見ると彼もがっつり四杯食べてました。
おいおい、もう具がないやんけ!
とかげ発見。
川を下って干潟に出ると、ミナミコメツキガニが大量に出ていました。水が苦手なようで、水に追い込んで「がさっ」と土ごと掬うと、こんなにも獲れました。
唐揚げにしたら旨いんかな。
ということで妹は初体験でかなり楽しかったみたいですが、私は場所も二回目なのでさっくりカヌーの記事はこれで終了。
シーマミー豆腐と海草のきんぴらとミミガーとセロリのおひたし。椀物は昨日のガザミからとったスープでときたま汁・・・オリオンビールまいう~
7:00過ぎくらいの裏庭からの月明かりの光景。今日の日もさよ~なら~
部屋からお茶をもらいに食堂に行くと、常連さんたちが「ゆんたく」してました。
「これ食べてみる?」と出されたのは「しし肉」の生。こちらでは12月からいのしし猟が解禁なので、まだ冷凍してあった肉なのですが、宿の人がいうには、冷凍だと菌が死ぬから生でも大丈夫だそう。
ただ、あたることがあるので、保健所の指導でレストランなどでは生で出さないそうです。
あと聞いた話では、西表の人は代々しし肉を生で食べているからならないけど、内地の人が食べると肝炎になるとか。
でもものはためし、醤油にお酢をたっぷりかけたのに漬けていただきまーす。
ん、牛肉より臭くないし脂身もさらっとしてて、固くないしさっぱりしておいしい!さすが島の珍味、島の人たちが大好きなのがよくわかりました。
いのししは野生だと肉に臭いはないけれど、人間の食べ物をたべたイノシシは養豚肉と同じで臭く、脂身が玉になってしつこいのだそうです。
一人の常連さんとしばし会話。
- 「西表何回目なんですか」
- 「うーんかれこれ15年くらい」
- 「え~っ、そんなに!最初ここの宿に来たきっかけは?」
- 「あそこに座っている人に連れてきてもらって、それから毎年、年に三回かな」
- 「あの夫婦も東京から二週間に一度ここにきているよ」
どうも、今回一緒になった人たちはこんな「つわもの」の方々ばかりだったみたいです。これでは確かになかなか予約とれないよな~。常連さんたちは一年先も仮予約していくみたいだし。
しかしそんなに年に何度もきて生活大丈夫なのかしらん。カヌー屋も「あけぼの館さんは誰が宿の人で誰が客かわからん」と言っているとおり、ふつーに送迎や配膳、庭掃除しているのが実はお客さんだったりします。
彦さんに「結婚したときには「とぅらばーま」唄ってあげるから頑張りなさい」と言われちゃいました。いや。。。はい、頑張ります。。。
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