« 八重山ひとり旅 三日目その1 | Main | 八重山ひとり旅 四日目 »

December 29, 2004

八重山ひとの旅 三日目その2

12月3日(金) 夕方 曇
西表島 ~ 竹富荘 民宿仲盛荘 泊

曇ってはいるものの、すっかり雨もあがり、いざ竹富島へ。写真は竹富島へ渡る船から。やはり船には旅情がありますね。
s-sanbashiP1010068四時半の船で竹富島へ。この日の宿は「仲盛荘」という昔からの民宿。竹富の桟橋まで車で迎えにきてもらう。宿について冷たいお茶とお菓子が出る。お菓子は私の地元「八つ橋」・・・・大阪からきたお客さんにもらったそう。部屋は母屋の一室でふるーい座敷のようなところ。扉があって何だろ?とあけると先祖代々の仏壇でした。スマソ。

夕ご飯まで時間があるので西桟橋までてくてく歩く。曇っていても桟橋からの海はグリーンで浜は真っ白。晴れていたら、ここからの夕日は最高なんでしょうなぁ。桟橋の下で一心に水面をのぞき込む女性が一人。何があるのかしらと私も桟橋の上からのぞくと、「はっ」と顔を上げられた。「桟橋についていた貝をはがして水に入れたらどんな動きするのかと思って・・・」一人旅は妙なことも、ついしたくなるものなんです(一人だから ^^;)

この女性は大阪から今日竹富にきて「のはら荘」に二泊したあと、三日目の朝早く帰ってしまわれるそう。一年前に竹富に一人旅してとーってもよかったので、またこようと思っているうちに一年がたち、たった三日間だけどやっと休暇がとれたのでやってきたとか。みんな八重山病にかかってます。

写真は西桟橋からみた海です。曇っていて夕方で台風が近いというのにこの青さ!
s-kondoiP1010071

途中、立派なお墓があった。こちらでいう墓というより「ほこら」といって感じで、家の門みたいなのがついている。覗いてみると「のはら家」「仲盛家」「新田家」「小浜家」・・・この島の有名な民宿の名前ばっかじゃん。それにしても台風が近づいているとかで、少し歩いただけでものすごく蒸し暑くて汗がでます。ホントに明日、八重山に直撃してしまうのかな。

なぜか新田荘さんのまわりには猫がいっぱい。
s-nittaP1010072 
宿にもどったらちょうど夕食。この宿では映画の撮影隊が数日前から泊まっていて、この日が撮影ラストの日らしく、役者さんとかマネージャーさんがぴりぴりした雰囲気で食事をされていたため、私もその中でこっそりひっそり食事。メニューは赤米・パパイヤの炒め物・刺身・八重山そば・貝と野菜の和え物・みそ 汁・きんぴらみたいなもの、と品数がいっぱい。やはり薄味で美味しいけれど、ちょーっとお話できる雰囲気ではない。ここの宿の主人は三線の名手ということで、期待もしていたんだけど、これでは無理だろうなぁ。。。
 
食事後、昼間に滝に行った時の靴がびしょびしょだったので、古新聞をもらって靴につめていると、主人が「どこ行ってきたのかね」と言うので「西表島のマリドューカンピレーの滝に行って土砂降りで濡れました」と言うと、「あの先まで行ったかね。昔はあの先に軍隊の宿舎があり、毎日山登りしたところだ」生き字引でございます。

夜は島のバレーボール大会が体育館でやっている、というのでちらっと見に行く。意外と若い人が多い。「泉屋」とか「新田荘」とか聞いたような名前のユニフォームの人たちがバレーボールに興じていました。若い人たちはヘルパーさんなのかな。夜なのに、島は台風のせいで妙になま暖かく、風が強い。だんだん明日の石垣までの帰りの船がでるかどうか心配になってきて、宿のおばぁに相談することにした。「台風きているみたいですけど、明日船でますか?」「さぁ・・・さっき島内放送でも言っているくらいだからちょっと危ないねー。台風でも朝一の船は出る可能性高いから、朝早く出た方がいいさなー」ということで、明日は八時の朝食を七時に変更してもらい、朝一の7時45分の船
で石垣に戻ることに。

テレビではいよいよ明日、20年ぶりの12月台風が八重山地方を直撃との情報。雨女もとうとう20年ぶりの台風を呼ぶことになったか。と感慨深く食堂に座っていると、撮影を終えた俳優さんの一人おじさんがビールを飲みにはいってこられた。「ちゅらさん」のおばあ役平良さんの旦那さんだそうで、夫婦で劇団を営み、俳優業をなさっていて、日本全国あちこち仕事で大変そう。ご自身は宮古島の出身であり、沖縄とは違った文化・言葉だったので、最初役者になるには言葉や踊りで苦労し稽古したこと、若い時どうしても映画の仕事がしたくて看板制作までしたこととか、ブラジルでの公演の話や、美人局にあいそうになった話など、撮影が終わってリラックスされたのか、色々あちこちの武勇伝をお話くださった。

ブラジルの牛肉の話「あそこは大きな倉庫みたいなところで薪をたいて、牛一頭まるまる吊して油を落とし、それからステーキにするんで、どんなに大きな塊を毎日食べても大丈夫。美味しくてね~。この話すると、よだれ出す人がいるけど」美味しそうです。

今日撮影が終わった映画は「ニライカナイからの手紙」、来年2月八重山封切りだそう。宿でみかけた若い役者さんたちも出ているみたいなので観に行こうかな。もう一人のヘルパーさんと三人でゆんたくして11時におやすみなさい。

仲盛荘の母屋。向かって左が私の部屋でした。向かってて右は撮影のマネージャーさんの部屋だったそうですが、私が寝る頃にはすでに寝息をたててぐっすり寝ておられ、私が出発する頃になってもまだ寝ておられ、結局一度もお顔をみることはありませんでした。毎日遅くまで撮影されていたそうで、よほど大変だったのでしょうね。
s-nakamorixouところで、ここの仲盛荘のおばぁはなぜか私の父方の祖母にそっくり!でした。確か熊本出身だと聞いていたんですが、もしかしてうちの祖母の祖先は八重山だったのでしょうか・・・言葉が少なめなところとか性格も似てたような気がします。

|

« 八重山ひとり旅 三日目その1 | Main | 八重山ひとり旅 四日目 »

Comments

Post a comment



(Not displayed with comment.)


Comments are moderated, and will not appear on this weblog until the author has approved them.



TrackBack

TrackBack URL for this entry:
http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/71612/2407509

Listed below are links to weblogs that reference 八重山ひとの旅 三日目その2:

« 八重山ひとり旅 三日目その1 | Main | 八重山ひとり旅 四日目 »