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December 28, 2004

八重山ひとり旅 三日目その1

12/3(金) 雨のち曇
西表島 ~ 竹富島 民宿仲盛荘 泊

朝起きると天気予報どおり雨。朝ごはんの頃は、まだぱらぱらと降っている程度。昨日中にメインはバイクでまわっておいてホントよかった。朝ご飯のあと、一緒に行く予定の青年は散歩に出かけ、私は今日の夕方竹富出発なので荷物の整理。潜り大好きおじさんは、昨晩中に「僕、朝は食べないんです。メシ抜きできますか~」ということで朝なし500円引きの交渉をしていたので、まだ寝ている様子。

九時に滝に向けて宿出発、の直前に青年が散歩から戻ってきた。なんでも星砂の浜まで雨の中歩いて往復してきたそう。「そんなんなんで言わんの。言ったら早めに出発して星砂寄って行くのに。ここでは何でも言わんとアホみるで~」ここの宿の奥さんは始終こんな感じで(でも押しつけがましくなくホントいい頃合いで、ひとり旅の者の世話もやいてくださいます。いや手のかかる子供たちで・・・。でもなんとなく奥さんのニュアンス関西弁なんだけど?

マリュドー・カンピレーの滝の船乗場までは宿の車で送ってもらいます。その頃から雨はだんだんきつく本降りに。雨女の本領発揮です。このコース、船で30分川を上り、あとは一時間半程度で滝まで歩いて船着場に戻ります。この一時間半というのは、かなりの強行軍で、ゆっくり景色をみるには時間がまったく足りないのだそう。宿の奥さん曰く、「このコースはざかざか滝まで行って数枚写真撮って、ざかさが帰るくらいの時間しかなくて、みんな滝でゆっくりみとれて、最後は走って船着場に戻るの。だから、ゆっくりまわりたいのなら、乗った船の船長さんに、30分遅れの次の船で戻りますと交渉するのよ」と宿の奥さんに何度も念を押される。

船着場でセパレートの合羽をはいて、船に乗り込みいざ登山口につくと、まだどしゃぶりの雨。10人ほど船には観光客がいたのだけれど、最初に登山口に下りたのは、行く気まんまんの私と青年の二人。あと迷っていたけど結局出てきた親子らしき2人と一人旅らしき女性一人の計5人。船を下りたからには、もう進むしかない、ということで私と青年の二人と一人旅の女性の三人でてくてく土砂降りの中を進む。途中トカゲや蛙はいるものの、めずらしい物には出会えず、ひたすら土砂降りでぬかるんだ山道を滑らないように気をつけながら歩く、歩く、歩く・・・・途中横倒しの木に頭をぶつけて(行く前に色々な人のHP読んで「頭ぶつけないように」と思って出かけたのに、みごとぶつけました ^^;)30分ほどでようやく滝の見える展望台へ。この雨で滝の水量も増えたのか、かなりの音量で滝の音が展望台にまで聞こえます。展望台には屋根があるにもかかわらず雨は横降りで体に吹き付けてくる。カメラも防水でないため撮ることも出来ず、目に焼き付けて、また滝を目指す。

くつはぐしょぐしょ、合羽きているも水が染しみてくるし、髪から雨をしたらせながら、ようやく1つめの滝のそばへ。石が濡れていて滝のそばにいこうとすると足が滑る。ここで滝壺におちて事故になるのも嫌だったので、私は滝の見える場所で止まりあと二人はもう少し先の滝壺のみえるところまで見に行く。土砂降りの雨の中なので二人もすぐに帰ってきて、カメラを出すことも出来ず、目に焼き付けて次の滝を見てすぐ下山することに。帰る途中、40人連れの団体に遭遇。あまり「わさわさ」と大人数で歩いても「もひとつ」かもな~

一人旅の女の子は四国の子で、東京で学校卒業しその後仕事した後、宮古島で転職、今回宮古島の仕事を辞めて郷土に帰るので、最後の記念にと一人で旅しているそう。スキューバもするそうで、昨日は船浮きのほうで潜ってきたとか。海の中はきれいなんだろうなぁ・・・・スキューバやってみようかな・・・・実は恐がりなのでようせんけど。

9時半の船で川を登り10時から歩き始め、11時半前には船着き場にそそくさと戻ってきた。この大雨ではねぇ・・・・晴れてたら遅らせて次の船にして、滝でゆっくりするんだけど。でも、雨のおかげで、ジャングルの緑は一段と迫力を増していました。滝の水量も半端ではなかったし、それはそれでよかったです。

一人旅の女の子はここからカヌーで川を下るツアーに申し込んでいるそうで、ここでお別れ。旅は人との出会いと別れの繰り返し。。。。船着場から宿に電話して迎えにきてもらい、途中無人店でパイナップルを買う。このパイナップル、なんと!一個50円!ここには秋パイナップルと夏パイナップルがあるそうで、今のは小さめのちょっと酸っぱい秋バージョン。でも何のその、家帰って食べたら甘酸っぱくてめちゃ美味しい!

宿でお風呂を借りて身支度を調える。この日は二人とも石垣島に一端戻るので、三時半の大原発の船にのるべく、船のバス停近くのミンサー食堂まで送ってもらう。この宿のHPなどで名物の「あったかーいおやじさん」は一年ほど前に脳溢血で倒れ、自宅介護していたら、胆石の疑いがあるとかでこの日くらいに石垣の病院に入院されるなど、家のほうではかなりばたばたされていたと思うのですが、私たち旅人にはちっともそんなそぶりは見せず、明るく押しつけがましくなく観光の世話をやいてくださったりと、ホント当たり、感謝の宿でした。最初に雑然とぼろい・・・とか思ってしまったけれど、ホント居心地のいい宿です。謹んで訂正させて頂きます。また泊まりたい!
 
お昼は着いたミンサー食堂でみそ汁定食。肉やら野菜やら具いっぱいのみそ汁のはいったどんぶりと海草の天ぷらとご飯の定食で500円。満足でございます。ここで一緒に滝に行った青年は四回生、工学部であることが判明。この時期旅行しているということは就職が決まっているはずで、工学部だからてっきり研究所とかそーゆーところかと思いきや「税関です」おいおい、ここでも税金かよ~ 旅していても離れられんのぉ~いつかどこかで関税の調査で会ったりして・・・・やだやだ。
 
食事のあとは船会社のバスで大原まで50分乗って、そこから石垣島まで35分の船旅。船に乗る頃は雨は止んではいたものの、以前天候が悪く、船は行きより激しいジェットコースター、フリーホール状態。途中「ひゃっ」と声を出してしまった(^^; 石垣島の桟橋につくと雨はあがっていて、ここから青年は黒島へ、私は竹富島への 船ということで、ここでお別れ。帰りはお互い5日、天気予報では最初5日に直撃という話であったので、最後空港で立ち往生している頃に会えるかな?と言いつつ桟橋でばいばい。一人旅に戻ったのでした。

雨が激しかったのでこの日の西表での写真はなし。かわりに山の猫くんの写真
04-12-28_11-25

~後 談~
 今回のプーケット等での津波は、時間が経つごとに被害の凄まじさが明らかになるなど、まざまざと自然の驚異を感じざるを得ません。西表の宿も浜辺すぐ丘の上に立つ平屋で、もしこの津波があの宿の浜辺にきたら・・・と思うと恐怖でいっぱいです。世界的規模で津波の警報発令などのシステムが必要だと思いました。

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