« 八重山ひとり旅 序章 | Main | 八重山ひとり旅 二日目その1 »

December 26, 2004

八重山ひとり旅 初日

12月1日(水) 晴れ時々曇り
大阪 伊丹空港 ~ 石垣島 ~ 西表島  民宿あけぼの館泊

朝五時起床、五時半にタクシー呼ぶも朝早くしかも田舎のため「配車すぐにはできません」。え~!!電車に間に合わん、ということで荷物を自転車にのせ、駅まで母に走ってもらう。初日早々人に迷惑~スマソ。

ぎりぎり電車に間に合い、伊丹空港7時到着。ツアーは出発一時間前集合というのがめんどい。団体カウンターでチケットをもらう。オフシーズンだけあってこのツアー参加は私一人だけ。座席はKの窓側。いよいよ一人旅の開始。

飛行機はオフシーズンということで100人近くの座席に20人ほど。その日はいいお天気で上空からは四国の山々や屋久島がはっきり見下ろせる最高の景色。そしていよいよ石垣島が近づくと・・・目の前、島一周くるり珊瑚礁エメラルドグリーンの海がとり囲む、まさに楽園・南の島が一望!進行方向右窓側席は座れたら、このような景色が着陸までずーっと見られるのでラッキーです。

日々汚い都会の街しかみていない目には涙が滲むような景色を見ながら、飛行機は石垣島に到着。とうとうここまで来た、いよいよ旅のはじまりという実感。

飛行機を降りると、けっこう風が強いが、日が照っていて「もわっ」と暑い!あの東南アジア独特の湿気の多いなま暖かい空気が全身を包み、少し歩いただけでTシャツ一枚なのにじわっと汗が出てくる。当然、飛行場施設も路線バスもクーラーがはいっている。すごい・・・もう12月なんですけど・・・・それなのに、現地らしき人の格好はジャケットや薄手コートで、まさに晩秋の装い・・・?もしかして、外人さんが冬の日本で半袖Tシャツ一枚で観光しているのと、今の私は同じ感覚なのかしらん。
 
西表島に行くべく空港から路線バス桟橋へ。路線バスに乗ったら「このバスはバスターミナル行きです」とのこと。
「あれっ、桟橋じゃないの?」と心配になったけれど、桟橋とバスターミナルは徒歩で行ける距離でした。この日はいい天気なので船浦・上原便も出航している模様。 (冬は海が荒れるため、たいてい船浦・上原便は欠航し大原便のみとなるらしい)次の便12:40発上原行きの切符を買い、荷物を切符売り場に預けてしばしそのあたりを散策。まずはお昼、もちろんソーキそば。公設市場の上で食しましたけれど、それなりに美味。上の豚肉が美味しい。上に乗っていたかまぼこはもひとつ・・・かな?

船の出発まで、まだ時間があるので桟橋でぼーっと海を眺める。少し横に大きな客船がとまっていて、船体には「飛鳥」の名前。ちょうど日本の豪華客船「飛鳥」が一泊石垣港に来ていたそうで、その日の夕方に地元ではニュースになってました。いつかはあんな船で旅する身分になってみたいもんです。
 
暑いけれど日陰にいるとそよ風が心地よく、ブルーシールのnewフレーバー、美ら芋アイス(焼き芋味)を食べながら、さわやかな感じを満喫しているうちに、いよいよ船の出航、乗り込む。「今日は船揺れますか?」「揺れているので一番後ろに座るのがいいです」前半20分はリーフの上を進むので、それほど揺れはなかったが、後半になり海の色がエメラルドグリーンからコバルトブルーとなる頃、波が高くなり、その高い波を船が超えるたびに「ゴンッ」と音がして体は一瞬フリーホール状態、座席前の取っ手をしっかり握っていないと、座っていても左右上下倒れそうになる。
まさにジェットコースター状態が20分続いたところで西表島の上原港に到着。船会社の送迎バスで今日のお宿「民宿あけぼの館」へ。
 
着くと隣の家の若いお兄さんが軒先で三線の練習中、海と風と三線の音でいい感じ。そうそうこーゆーの想像してたんですぅ。玄関にはいり、「こんにちは~」と声かけるも返事なし。誰もいない模様。裏に回ってみると、ここの奥さんらしき人が強風ではためいていた洗濯物を取り入れてる最中。「雨降りそうだから急いでとりこんでたのー」

部屋に案内されて荷物を下ろす。なんか雑然と「ぼろい」・・・民宿なんてここ数十年経験していないから、こんなものかしら。ちょっと失敗?というのがちらっと頭をかすめる。(実は大きな間違いで、とーっても居心地のいい宿であることを、この時にはわからなかっただけです。)

食堂で冷たいお茶と紅芋まんじゅうを頂く。「あれ、宿帳どこに置いたかしら・・・また後で出てきたら書いてね」「今日はお客さん三人でみんな女性なの。昨日までは大勢いてにぎやかだったんだけど、みんな今日帰ってしまって、今日は三人」噂では人気の宿でなかなか予約が取れないと聞いていたのに。ちょうどぽっかり、たまたま私のいる間だけ人数が少ないらしい。
 
夕食までまだまだ時間があったので、近くのスーパー「おやかわ」で三時間自転車を借りて、星砂の浜と月が浜あたりを廻ることに。「坂があるからがんばって漕いできてね」15分ほどで星砂の浜に到着。今日はいい天気でチャリンコ漕いで下りたとたん汗がどっと噴き出る。浜におりてそこで気づく。「あ、ビーチサンダル宿に忘れた!」

砂浜の砂をすくってみる。ホントに星の形をした砂がいっぱい混じっていて驚き。さっそくこのために家から 持って来た50ccバイヤル瓶に砂を詰める。写真は星砂の浜。
s-hosisunaサンダル忘れたので海にはいれず、しばし眺めたあと次のポイントへ移動。途中一本100円のパインアイスを食す。ようはパインを切って割り箸にさして凍らせただけのもの。このお天気なので冷たいのは美味しいけれど、パイン自体は少々すっぱい。季節はずれだから仕方ないのかな~

月が浜に向かう途中に「のら工房」を発見。ここは手作りでかわいらしい表情のシーサーを作って売っているところ。
うちの親分(所長)への土産に「親分子分シーサー」、自分の土産に「山の猫」をゲット。(実はこのタイトルの山の猫はここからとりました~)
 
坂が多くて登りは大変だけれど、下る時には目の前にエメラルドグリーンの海が広がり爽快な気分、おもわず「ひやっほー」と声が出る。(声出すも道にはだーれもいないんで)月が浜に到着すると、雲がかかってきて少しどんより。ここは海亀の産卵地なのだけれど、最近ユニマットのリゾートホテルが浜辺近くに建てられ、そのホテルの明かりのせいで海亀が産卵しにこなくなったそう。道には「ユニマット反対」の立て札があちこちに。浜自体は細かい砂で弓を描くおだやかなところなのですが・・・・「観光開発」と「自然共存」、日本はやはり遅れているのかな。ガラパゴスみたいに許可制にするとか?

また日がさしてきた。南国の日差しの中チャリでうろうろすると、喉もからからに。ということで月が浜の近く「唐変木」という「こじゃれた」茶店で一服。本日のケーキセット「パインチーズケーキ」はとっても美味。パインがなんともいえずいい香り。チーズは島の牛の牛乳で作ったのかな。自然の味がしました。

チャリを返して宿に戻ると夕食のいいにおい。食事が出来るまで裏庭で写真を撮る。ここの裏庭はすぐにビーチになっていて遠くにバラス島(珊瑚の砂だけで出来た不思議な白い小さい無人の島)が一望でき、朝日も望めるそう。この日は風は少々強かったけれどいい天気だったので、ぼーっと眺めているうちに夕食。写真はあけぼの館から見えるバラス島。
s-barasu
メニューは黒米(お赤飯より全体が黒っぽい色で白米のなかに黒い細長い米がはいっている)・魚 (黒鯛とか何とか)の唐揚げと薄いピンクのお刺身と島あさりのおすまし(裏の海でとれた小さな白い二枚貝)・うざく・いのししのレバー(ぜんぜんくせがなく美味)と野菜の炒め物・パパイヤおひたし、デザートはパッションフルーツと郷土食豊か、しかも全体に薄味で超美味!
 
食卓の上の泡盛は飲み放題、といっても下戸なので飲まず、食事は美味しく全部頂きました。
 
この日の泊まり客は私を含め女性三人、最初は会話もはずまなかったものの、彼女らの「カヌーで一日廻ってきた」という話題から楽しい夕食会へ。大阪のOLさん二人連れ、三泊四日でこちらに初めて来て、一日カヌーツアーで一日中漕いで遊んで、明日は石垣島に帰るとか。
 
食事のあとOLさんの一人につれられて、宿の二階屋上へ。大阪ではみることの出来ないたくさんの星が、まさに屋上では光り輝いていました。その後、向こうもカヌーでくたくたに疲れていたのと、こちらも朝五時起きだったのとで、この日は早々にお開き。九時過ぎには寝てしまいました(^^;)
 
今から思うと、星空が見られたのはこの日だけ、もっと満喫しておけばよかった。。。。(雨女の自覚足らず)

|

« 八重山ひとり旅 序章 | Main | 八重山ひとり旅 二日目その1 »

Comments

Post a comment



(Not displayed with comment.)


Comments are moderated, and will not appear on this weblog until the author has approved them.



TrackBack

TrackBack URL for this entry:
http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/71612/2376349

Listed below are links to weblogs that reference 八重山ひとり旅 初日:

« 八重山ひとり旅 序章 | Main | 八重山ひとり旅 二日目その1 »